2020.05.23
この日はパンダドラゴンぱっちくんのソロライブがあった。
家から出られない日々が続くなかでも、新規ハイの私にとっては心の底から楽しみにしていたイベントで、推しがソロライブのセトリで悩んでる曲をTwitterにあげてからは毎日その曲たちをシャッフルしながら予習していた。
謎アプリ(SHARARA)の特典会ではなく、インスタの特典会。初めて推しと顔を合わせてお話しできて幸せいっぱいの一日。
あの日の朝自分が何をしていたか、夜ご飯は何を食べたか………。日常的なことは何一つ思い出せないが、推しのライブを観ている時と推しとの特典会は覚えている。
それから1年後。
途端に変わってしまった状況。
ほとんど執着だったと思う。
何かしらの理由をつけて推しにDMを送りたくて、同じ日の同じ時間。
2021.05.23 20:30にソロライブを見始めた。
1年前と全く同じものを全く同じ時間に観る。
驚くほど初めて観た時の気持ちが蘇ってきた。
そこからは自分のなかで恒例行事にしようと思って同じように観るようになった。
定期的にソロライブは観るが、この日だけは大きな画面を準備してあの時と同じように観る。
推しに逢えるようになって行った現場のことは全部覚えてる。どんな道でどんな交通手段でどんなホテルに泊まって誰と行って何を食べたのか。
その日1日全てが大切な思い出で忘れることはきっとない。
でも配信ライブのことはほとんど覚えてない。
全部全部家で完結してしまう。(友達とみたものとかは覚えてるけど)
配信ライブは自分が観た映像のままその映像が変わることなく、脳裏に焼き付いていく。
数年前と何も変わらない推しの姿がそこにある。
今日推しのソロライブを観ながら思った。
私は推しのどこに惹かれて好きになったんだろう。
顔?パフォーマンス?表情?
あの時はただ好きの気持ち一色でどこに惹かれてるかわからなかった。
今も多分明確にはわからない。
全部と言ったら全部なんだろうけど…笑
ソロライブでのセトリはもちろん、衣装を変えたり、小道具を作ったり、アンコールまで用意して完璧なライブをこちらに提供してくれたこと。
配信ライブでもこちらを心の底から楽しませようとしてくれたこと。何年経ってみたってこのライブが最高であったことを証明してくれること。
彼が1年積み重ねてきたものがこのライブをよりよく魅せてくれる。このライブを観ると彼の努力と成長を感じるとともに彼の変わらないアイドル力の高さを実感し自分のセンスの良さを思わず誇ってしまう。
毎年好きを更新してくれてありがとう。
今年もよろしくお願いします。
2023.05.23
あいだ