1番だと言えるようになった話

今年の聖誕ブログのネタどうしようかな〜とぼんやり考え始めたのはホアロハリリイベ時期の7月頃だった。そこから約2か月ぼんやり考え、この話を決めようと思ったのは9月の中旬。でもこのブログの話はうまくまとまるか書き始めた今もわかっていない。

 

 

推しの誕生日を祝うのは今年で4回目。

1年に1度の特別な日に書く話は、

「推しが私の1番になった話」だ。

 

※あくまでも私の気持ちの変化(?)みたいな話なので、考え方違うよ!!って方がいらっしゃると思いますがその点ご理解いただける方のみこの先読んでいただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"1番"という言葉を私は推しに使うことができなかった。というのも、推しと呼ぶ人がぱっちくんの他に2人いたからだ。

 

私にとって"1番"という特別な言葉は、たった1人のために使いたくて。何人か推しがいる以上、その言葉を使うことによって、彼らの優劣をはっきりと決めてしまうことをためらっていた。

 

もちろん、人によって"1番"の価値はそれぞれあると思う。複数の推しをそれぞれ"1番"だと感じる人や1人を"1番"と感じる人、そして時と場合によって"1番"が変わる人………。他にも"1番"の価値は様々なものがあると思うし、その一つひとつの考え方がその人にとっての"1番"だと思う。

 

私にとっての"1番"は、たった1人のために使いたい"1番"だった。

 

以前推していたアイドルに"1番好きなアイドル"と手紙に書いたことがあった。そして、その手紙の4ヶ月後にぱっちくんを好きになった。

きっと読まれてもいないであろうその手紙のたった一言。それが新たな推しができたことによって、言葉に責任が持てなかったように感じた。

"1番"という最上級の言葉を使ったのにその数ヶ月後には、他の人を好きになったことに対して、罪悪感を覚えた。

そして、それと同時にすでに他に推しがいる状態で、ぱっちくんを好きになったことによって、自分の中でぱっちくんに対して"1番"だと言えないことに気付いた。

 

ぱっちくんを推していくなかでどうしても彼に"1番"という言葉を使いたかった私は"1番"について考えるようになる。

3人同時に推していた時、どの推しのことも本当に大好きだった。動画が同時に公開されたら同時に再生しながら観る時もあれば、片方を見てすぐにもう片方も見る。忙しくとても幸せなら日々だった。

確かにその時々のモチベーションによって、優先順位は変わっていたし、その推しのステージを生で観ると「私はこの人が世界で1番好きなアイドル‼️」と心の底から思えた。

 

3人推していた時、"1番"という言葉は誰かに決めなくても、良いのだと思った。

「その時々で好きな人が変わる」

それはとても素敵なことのように感じたし、複数人を推すことで"1番"という言葉を使えなかった自分にとって、もっとも納得した形で使うことができた。

 

納得できたのものの。どうしても、それぞれの推しに対して"1番"をつけたくなった。

各部門ごとの"1番"。

どんなことでもいい。"1番"を決めたい…!!

そう考えて、私がぱっちくんに対して使った"1番"は、"世界一親指がかわいい"という1番だった。

 

きっとすごくくだらない1番だと思う。それでも、あの時は何かしらの形で"1番"だと思いたくて…。誰よりも器用でなんでも作り出してしまうあの"親指"に彼に対しての"1番"を込めた。(こわすぎなんだが)

 

 

ある時のヨントンでその時の推しの名前を呼ぼうとしたら、思わず「ぱ………!」と言いかけてしまった。それと同時に自分のなかにどれだけぱっちくんの存在が大きいものなのかにも気付いた。

 

色んなことがあった。

ぱっちくんが"1番"だと自分が気付くキッカケが。

気付きたくなかったし、認めたくなかった。

 

だってなんか悔しいから()

 

「あなたが1番です!!!!!!!」

 

というと、自分の中の最上級を渡すことになる。

自分の知らない世界はたくさんあるし、まだ知らないことばかりなのにそれを渡すのは自分の世界が狭いことだと認めるような気もした。

 

でも、その考えまで覆されるくらいにはぱっちくんのことが好きだと気付いた。

 

何時ごろかはわからないが、きっと47を経てだと思う。段々と私の中の"1番"が明確になっていくのを感じた。今思い返すと、その前から"1番"は彼だと決まっていた。きっと好きになった時から…。

 

きっと気付いてたけれども、それは前から推してた推しを裏切る気がしてしまって気付かないようにしていた。きっと。

 

 

 

朝起きてからの"おはよう"も、寝る前に待つ"おやすみ"も、毎週ブログを欠かさないのも、新しいことにわくわくさせてくれるのも、日常生活を応援してくれるのも…。

 

自分の生活に欠かせない存在はぱっちくんだった。思い返せば、いろんな場面で彼の存在に救われている。

 

就職活動を頑張れたのも、泣きながら行くほど嫌な仕事を頑張れるのも、落ち込んだ時に笑顔になれるのも、友達がたくさんできたのも全部ぱっちくんのおかげで。

 

彼が中野のぬいぐるみを購入する配信をしたから、苦手なぬいぐるみを購入したし、しぬほど沸いた自撮りは平気で1時間以上騒ぎ散らかす時もあるし、もらった推しチェキは全部宝物兼お守りで仕事はもちろん少し出かける時だっていつだって持ち歩いている。

 

きっとぱっちくんがいなきゃ生きられないな〜ってことはここ1年ほど真剣に思うようになった。

彼のおかげで乗り越えられたことがあまりにも多すぎた。

 

そして、ようやく9月の初め。

ファンミーティングの数日前に「私にとっての1番のアイドルはぱっちくんだ!」と思った。

 

すると気持ちはスッと楽になった。

心の底から彼に"1番"だと伝えられる。

 

3年と少しかかって、ようやく伝えられる。

ずっと憧れていたのだ。

たった1人の推しに"1番"だと伝えられることを。

 

改めて、アイドル6回目のお誕生日おめでとうございます。この1年があなたにとって幸せなものになることを心よりお祈りしております。

そして、あなたが1番大好きなアイドルだよ‼️

 

 

2024.01.09

あいだ

 

 

 

 

 

 

P.S.

彼がずっと"1番"のアイドルでいることはきっと難しいことだと思う。でも叶うことならこの刹那が永遠となってほしいし、"1番"であり続けてほしい。そして、どうか私にとっての"スーパーアイドル"に彼がなりますように。